スクリーン印刷の効用
まず、スクリーン印刷のちょっと知りたいウンチク話をしようかと思います。
スクリーン印刷は、通称シルク印刷とも呼ばれています。その昔、絹(シルク)を織り、版枠に取り付け、スクリーン版として使用していたことに由来しています。
(スクリーン印刷=シルク印刷=シルクスクリーン印刷、これらは全て同じ意味です。)
スクリーン印刷は、小さな孔のあいたスクリーン(とても細かい網目の版)を通してインキを押し出すように印刷し、印刷面にインキをのせます。
その為、スタンプのようにインキを転写させるオフセット印刷より、30倍も厚くインキをのせる事が出来ます。
したがって、どの印刷方法よりも色濃く、色褪せしにくいという特徴が出せるのです。
弊社では屋外用途のステッカーが大半を占める為に、インキも高耐候性インキを選び使用しています。
また、スクリーン印刷は特色印刷が得意です。2~3色刷りやグラデーション原稿を再現するのに向いています。
逆に写真原稿の再現性は印刷線数で65線、条件に寄っては85線程度でしかありません。オフセット印刷などの一般印刷に比べると、
ドットが肉眼で見える為、絵柄が荒く感じられるでしょう。
しかしながら、1m以上離れて見るようなポスターやステッカーなどの場合、インキの盛り量が多く色濃く表現できるスクリーン印刷の特徴が、とても有効的に生きてきます。
写真表現でも奥行きの感じられるハッキリした色表現となり、インパクトのあるものになります。
広告ポスター等でスクリーン印刷を選ばれるのには理由があったのです。
光沢インキや金、銀、蛍光、蓄光、また、色のみでなく特殊多様のインキを利用できるのもスクリーン印刷の特徴のひとつです。
弊社でよく使用する、色以外の特殊インキといえばスクラッチ印刷が上げられます。当たりくじなどコインで削る、あの銀の目隠し部分です。
オフセット印刷品との組み合わせ(追い刷り加工)で製作することが多いです。
スクリーン印刷では、他にもポスター、Tシャツなどの衣服、CDやボトル、銘板など、さまざまなものに印刷を行っています。
印刷業界では特殊印刷といわれますが、意外にも日頃からよく目にし、手に触れているものなのです。
以上、簡単ですが独断を交え、スクリーン印刷が選ばれる理由をまとめてみました。
高品質のシールステッカーをできるだけ早く、安く作りたいとお考えなら、弊社へお任せください。
弊社が得意としているスクリーン印刷は、インキを押し出して印刷するという単純な原理なので、シールステッカーだけでなくTシャツやガラス、プラスチック、金属、さらにはグラスなど曲面になっている部分までもきれいに印刷することができます。
また、発色が良く耐候性にも優れているため、インパクトが必要な屋外広告にもピッタリです。弊社は、製作から発送まで社内で一貫して生産することで、短納期で高品質のシールステッカーをお届けしています。スクリーン印刷のご依頼なら、弊社までお気軽にお電話ください。
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